【貞本エヴァ】テレビ版とは違う!?漫画版エヴァの特徴7選

エヴァンゲリオン

こんにちは!しみちゃんです!

今回は第一回の記事ということで、僕の大好きな漫画である【貞本エヴァ】について紹介します。

テレビ版は見たけど漫画版は読んでない、新劇場版が面白かったからアニメは全部見たけど…

なぜか貞本エヴァを読んでいる人ってアニメを見ている人に比べるとあまりいないんですよね。

なので、テレビ版とは違うんだよっていうことをまとめてみました。

読んでみたいけどどうしよう…って思っている人は参考にしてください。

【特徴1】シンジ君の性格が違う

まず、一番大きな違いとしては、シンジ君の性格がアニメ版と結構違います。

印象としては、テレビ版はかなりネガティブで、新劇場版ではテレビ版よりははっきりとした性格として描写されていることが多いです。

貞本エヴァのシンジ君はそのちょうど中間くらいの性格でかなりの皮肉屋になっています。

例えば、シャムシエル戦のあとミサトさんと仲違いし、家出したシンジ君がおじさんの家に帰されそうになります。そのあと、駅のホームで「ただいま」と言ってミサトさんと仲直りするシーンがあります。

テレビ版ではただいまという前に、トウジを殴るシーンが挟まれるのですが、漫画版にはありません。

その代わりに、ただいまの後に、こんなシーンがあります。

引用元:角川コミックス・エース 新世紀エヴァンゲリオン③

テレビ版では自分を悲観していたシンジ君でしたが、トウジたちとふざけあう明るさを持っています。

テレビ版ではアスカ来日以降まではこのようなシンジ君を見ることはできませんでした。

【特徴2】アニメ版にあったシーンが変わっている

シンジ君の性格の違いに起因するものも多いですが、中盤以降の展開がテレビ版とは異なります。

例えば、テレビ版では、8話を丸々1話使ってシンジ君とアスカの対面アスカのキャラ説明を兼ねて、ガギエルを二人で倒します。

漫画版ではすでにガギエル戦が終わっていて、その記録映像をミサトさん、リツコさん、綾波、シンジ君の4人で見ているところから始まります。

引用元:角川コミックス・エース 新世紀エヴァンゲリオン④

そのあとに、アスカの性格を掘り下げるエピソードが入るのです。

引用元:角川コミックス・エース 新世紀エヴァンゲリオン④

アスカの性格がよくわかるシーンですね。

このように各キャラクターの登場シーンなどが違っています。

掘り下げという意味では、僕は加地さんの深堀シーンが一番好きですね。

加地さんのシーンがある7巻ではこのようなカラーページが挟まっています。

引用元:角川コミックス・エース 新世紀エヴァンゲリオン⑦

加地さんがどのような過去を持っているのか、どうして作中で周りを敵に回すような行動をとったのか。加地さんの行動原理に納得するためには必読です。

【特徴3】登場する使徒が違う

テレビ版には、最後の人類を含めて18の使徒が登場します。

しかし、貞本エヴァには、そのうちサンダルフォン、マトリエル、イロウル、レリエルの4体は登場しません。

物語上重要な使徒かといわれると微妙な使徒ですが、個人的にはテレビ版のレリエルの出てくる16話は話の大きな転換点だと思っているので少しがっかりした記憶があります。

どうして削ったのかを考え始めるといろいろ浮かんできます。

結果論的ですが、貞本エヴァは全部で14巻なのですが、18-4=14でちょうど巻数と使徒の数が一致するので、そういうことだと納得しています。

ここから先は未読の人にとっては大きなネタバレになります。

もしここまで読んで読んでみたいと思っている人は、この先を読まずに貞本エヴァを買ってお楽しみください。

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